社長日記

京都きものフェスティバル

きものフェスティバル

11月15日(日)きものの日に『京都きものフェスティバル』が開催されました。
京都織物卸商業組合の主催で、創立40周年の記念行事でした。

きものを着て楽しむイベントで、『きものの日』にふさわしく、きもの姿の人をたくさん
見かけました。子供さんのきもの姿もたいへん多かったです。

私も娘を連れていろいろな催しに参加しました。
スタンプラリー、エコバッグ製作、テーブルセンター製作、ゲーム、ポケモンショーなど、
一日遊ぶことが出来ました。娘は自分で作ったエコバッグ、テーブルセンターがひじょうに
気に入ったらしく、機織りや、染め体験ができ、よい経験をさせてもらいました。
良く練れていて、たいへんよいイベントだったと思いました。

しかし、『きものの日』と制定して、きものを着ることが特別な感じなのは、きものが現代社会から
乖離しだしているようで、寂しい気がします。
もっと日常で着て欲しい、今日はきものか洋服かと迷うようになって欲しいと心から思います。

私は、月20日ぐらいは、きものを着ている生活です。あとは作務衣なので、ほぼ、和装生活です。
きもの生活を始めてから、いろいろな発見があったり、人によく声を掛けられたり、良い出会いがあったり
得なことばっかりやなあと感じています。きものを着ることに気づいて良かったと改めて思います。
自分で着ないもの、人に薦められないでしょう。伝わらないでしょう。わからないでしょう。
業界の人がもっと消費すべきだと思います。それだけでも産地がどれほど潤うか計り知れません。
せめて月初めの展示会の2日間ぐらいは、室町界隈がきものの人であふれかえっているのを
見てみたいです。

今、『きものパスポート』が発行されてますが、期間限定ではなく、京都はきもので行く場所、
『きもの特区』が適用されるように行政に働きかけたいと思っています。

近い将来、まず京都できものの人がもっともっと増えるよう願っています。

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