先日こちらの方でも紹介しました『第二回呉服業界若手経営者の会』が開催されました。
参加者は、北は山形、南は宮崎から、業種は、小売店、問屋、メーカー、職人等、様々で
総勢75名の会となり、会場は超満員でした。
今回何よりも衝撃だったのが、『きくちいま』さんの講演でした。あのほんわかしている絵からは
想像出来ないぐらいの、キレがあり、的確で、楽しく、そして辛辣で(笑)
現在のきものの取り巻く環境を客観的に捉えてて、ひじょうに参考になりました。
何故こんなに、きくちさんの言葉が心に響くのか。それは、きくちさんが『きものを着ている』からなのです。
有名ですが、きもので出産をはじめ、ありとあらゆることを体験しているということからくる圧倒的な説得力です。
業界人を前に、『きものを着る楽しさ、素晴らしさ』を話してらっしゃいます。
もうすっかりおなじみになりました、愛知県西尾市のあづまやさんのUST『あづまやきものてれびじょん』にて
ご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/recorded/20436641
それを踏まえ、主宰の石崎さんは、『室町きものテーマパーク構想』なるものの素晴らしい提言を始められました。
とにかく5月29日・呉服(ごふく)の日に。
FBやってない方も見えるのですかね。心配ですが。
http://www.facebook.com/#!/kimonowakatekeieisya
業界人はとにかく『きものを着よう!』という話しです。
本当は5月29日だけではなくて、頻度が多いほうがいいのですが・・・。
そこで、5月29日を目指して、私なりに考えました。
まずは、取っ掛かりとして、全国の呉服店がお越しになる月初めに、室町と呼ばれる場所にある会社は、きものでお迎えをする。
出来れば、来られる呉服店もきもので。とりあえず、室町と呼ばれる地区の、月初のきもの着用率を上げることを目指すべきでないでしょうか。
そこから、業界が、きものを着ることのスタートになるのではないかと思います。
自分達で消費しないものは売れない。そう思います。着て分かることがたくさんあります。
そのようなことで、まずは月初の売り出しの際に藤井絞は、社員全員『きもの』で接客することに致しました。
まだ全員に確認は取れてませんが(汗)
営業担当は、普段の売り出しは皆きものなので、当たり前になっていてそんなに難しい話しではありません。
まずは、3月1日、2日です。
とにかく、月初だけでも、この界隈がきものの人で行き交う町になって欲しいです。
目標の5月29日までは、3月、4月、5月の月初があります!そこが助走となれば、5月29日も賛同する方たちが増えると思います。
そして、いつの日か、京都が『きもの特区』になれば、あらゆる日本の文化は守れるのではないかと勝手に妄想しています(笑)
きものに携わっている方、『きもの、着ましょうよ!』
コメント