静岡に行ってきました。仕事の合間に美術館めぐりを二軒。
はじめは静岡県立美術館に行きました。
静岡に入った日、テレビで『伊藤若冲』展をやっているのを見たので、
これは行かないとと思い、朝一で出かけました。
1昨年?の京都、相国寺の展覧会は行けなかったので、
こういう機会がありラッキーでした。
思いのほかすいていて、(京都では2時間待ちまであったそう)
ゆっくり見られました。
今にも飛び出して来そうな躍動感にあふれた鶏、迫力があって
見ごたえがありました。
私が気に入ったのは、鯉の絵で、生き生きとしていて、肩裏に
もってこいの構図で参考になりました。
それにしても今回『個人蔵』の作品が多くてビックリしました。
持っている人は持っているんですね。
静岡県立美術館を出たあとは、こちらに行きました。
芹沢銈介美術館です。以前より人から聞いていて、是非一度行きたかった美術館です。
静岡駅からも近く、登呂遺跡の隣にあり、周りが工事中なことを除けば
たいへん良いシチュエーションでした。
展示品ですが、作品のひとつひとつどれをとってみても、色、柄ともに素晴らしく、
元気をもらいました。
作品の良さはもちろん、建物や空間、陳列方法がとにかく凝っていて
いつまでもこの場所にいたいと感じるほど、落ち着く空間でした。
たいへん充実した美術鑑賞でした。
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