先日『東本願寺』の御影堂(ごえいどう)と、阿弥陀堂の修復現場を見せて頂きました。
ヘルメット着用の上、新しくなった御影堂の屋根裏に侵入。
中から天井部分を写した画像です。一番下から、上まで、38mあるそうです。
巨大な梁、大虹梁(だいこうりょう)をボルトによる吊り下げで補強しています。
この木は新潟県阿賀野川から引き上げられたけやきの大木で、検証の結果、
1650年前!に倒れた木だそうです。
修復された屋根軒先です。
このような瓦の展示もあって、楽しく見やすかったです。
次は来年から修復する、隣の『阿弥陀堂』の見学です。
修復した御影堂と違い、ずいぶんと傷んでいます。
御影堂は修復に5年間かかったそうで、、阿弥陀堂は来年から3年間かけて修復されるそうです。
御影堂と、阿弥陀堂は隣同士なので、御影堂の工事が終わった時に、
覆いである屋根を阿弥陀堂に移設する工事の説明書きです。
『スライド工法』というものらしく、よく考えられているなあと感心しました。
最後に頂きましたパンフレットを掲載します。
予想できない技術の高さに圧倒されっぱなしで、
たいへん貴重な体験でした。
来年は親鸞聖人の750回忌法要。熱の入り方が違いますね。
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